トヨタ新型ランドクルーザー70のエンジンとスペック
トヨタ新型ランドクルーザー70のパワートレインには、2.8Lディーゼルターボエンジンが搭載されます。
▼参考:ランドクルーザー70 2014年日本販売時のスペック
- エンジン:V型6気筒4Lガソリン
- 最高出力:231ps/5200rpm
- 最大トルク:36.7kgm/3800rpm
- ミッション:副変速機付き5速MT
2014年の期間限定販売時には海外仕様に設定されているV型6気筒4Lガソリンエンジンが搭載されていましたが、再販されるランドクルーザー70では「ランドクルーザープラド」からくる最新の2.8Lディーゼルエンジンに変更。
これにより最大トルクを高めながら、環境性能を向上。
トランスミッションも5速MTから6速ATに変更することで幅広いユーザーに対応し、ローギアが選択できる副変速機により、高い負荷がかかる状況でも力強い走行性能を発揮します。
ATになることで、運転したいランクルユーザーが増えるのでは、ないでしょうか?
楽しみですね!!
トヨタ新型ランドクルーザー70のボディサイズ
- 【ランドクルーザー70バン】
全長×全幅×全高:4810×1870×1920mm
ホイールベース:2730mm
車重:2120kg
最低地上高:200mm - 【ランドクルーザー70ピックアップ】
全長×全幅×全高:5270×1770×1950mm
ホイールベース:3180mm
車重:2220kg
最低地上高:225mm - 【ランドクルーザー70ショート】
全長×全幅×全高:4045×1690×1895mm
ホイールベース:2310mm
車重:1930kg
最低地上高:200mm - ※参考
・トヨタ ランドクルーザープラド
全長×全幅×全高:4825×1885×1835mm
ホイールベース:2790mm
・トヨタ ハイラックス
全長×全幅×全高:5335×1855×1800mm
ホイールベース:3085mm
最低地上高:215mm
車重:2060kg
トヨタ新型ランドクルーザー70のボディサイズは、バンボディで「ランドクルーザープラド」から全長が短く設計されています。
しかし、全高は+85mmとされ、高さのある室内空間がつくられています。
▼参考:ランドクルーザーシリーズのボディサイズ
- トヨタ・ランドクルーザープラド
全長×全幅×全高:4825×1885×1835mm
ホイールベース:2790mm
最低地上高:220mm
車重:2050kg - トヨタ・ランドクルーザー
全長×全幅×全高:4950×1980×1870mm
ホイールベース:2850mm
最低地上高:225mm
車重:2360kg
ランクル70の今後の予定は!?
再度復活するトヨタ新型ランドクルーザー70は、70系ランドクルーザーの高い人気を受け日本に導入されたピックアップトラック「ハイラックス」の販売が堅調で、70系の前回の販売が官公庁中心となったことから、再販を希望する声も多い一般ユーザーの要望に応えて導入。
継続して販売され、2022年の改良により衝突被害軽減ブレーキを採用していたオーストラリア仕様をベースとし、最新のディーゼルエンジンを搭載することで最新の法規や排出ガス規制に対応できる目処がたったことから再販を決定。
生産を行うトヨタ車体が運営するランドクルーザーのカスタム店「ランクルBASE」により幅広いカスタムニーズを収集し、パーツの拡充も行われます。
トヨタ新型ランドクルーザー70は、2023年9月の発売を予定。生産は当初、月あたり400台ほどから開始されますが、2025年にかけて生産台数を拡大する計画です。
1年限りではなく、今後も継続販売されることは嬉しいですね!!
ランクル70復活ほぼ確定!?
2023年秋復活を目指すナナマル
2014年に復活したナナマル。この時はガソリンエンジンだったが……
ランクル70(ナナマル)が再販されるかもしれないというウワサはこの数年ずっと燻り続けていた。オーストラリアなどでは現役で販売されているナナマルだが、日本市場では2015年の復活を以って一度幕引きをしていた。
しかし国内でも地方自治体の道路管理、不整地での業務などで公私を問わない需要は依然として高い。もちろんトヨタとてこの声に耳を傾けており、どうにかしてナナマル復活を目論んできたという。
2021年にオーストラリアトヨタがデビューさせたランドクルーザー70周年記念車。今回の再販も丸目で別体フェンダーが濃厚だ
ベストカーWebさんが独自でメーカー関係者から掴んだ情報によると、ナナマルの復活は2023年秋頃を目途にプロジェクトが進んでいるという。そしてライトは丸目でフェンダーは別体という。またエンブレムはトヨタのエンブレムではなく「TOYOTA」だ。
この丸目ライトのイメージはオーストラリアトヨタのランクル70に似ているという情報も入っており、コスト的なことを考えるとこのデザインで登場する可能性は濃厚だろう。
■2.8L+ATでとことんタフを追求する
ランクルプラドに搭載される1GD。2.8リッターのディーゼルは51kgmのぶ厚いトルクで悪路をいなす
ナナマルについて新しく入った情報がエンジンは1GDエンジンを採用すること。2.8Lのディーゼルで現行型ランクルプラドに搭載されている名機だ。2014年に復活した際のナナマルは1GRエンジンでV6の4Lガソリンエンジンだった。
当時はもちろん復活を喜ぶ声も大きかったが、やはり低速トルクの強いディーゼルを要望するファンは多かったのも事実。実際に1GRのトルクは36.7kgmに対して、ディーゼルの1GDは51kgmとトルクの厚みがまったく違う。悪路走破性能を考えればこのスペックは非常に大きなものだ。
内装はランクル70のオーストラリア仕様からは大きな変更点はなさそうだ。デフロックもオプションで存在するはず
トランスミッションについては2014年モデルが5MTだけだったのに対して、今度の復活モデルはATのみというのが濃厚。基本的には現行プラドと同様の6ATになるはずだが、ナナマルらしくデフロックなどのオプションは健在だろう。
少し雑な言い方をすれば機関系は現行プラド、足回りと外装はナナマルというクルマになりそう。
40周年アニバーサリーの2024年に販売開始か?
「絶対に生きて帰る」ことがランクルの宿命。特にナナマルについては堅牢性の塊だ
2014年の最初の再販時はナナマル登場30周年記念だったが、奇しくもというべきか必然と言うべきか、2024年は40周年のアニバーサリーイヤーとなる。編集部が掴んだ情報では再販のナナマルは2023年秋(早ければ9月頃)に発表というもの。
2014年の再販時を振り返ると発売日は8月25日で、翌2015年6月30日までの期間限定発売。編集部が掴んだ9月頃という情報とはかなり近い状況で、アニバーサリーイヤーの2024年にかけて販売というのが自然な形か?
2023年2月23日で、受注予約前の仮予約!?が行われているディーラーもあるそうだ。今後、情報を楽しみにしておこう。